リリーヤードマーケット

Lillie yd. Market リリーヤードマーケット
JAS-MB ジャスエムビー、CHIEMSEE キムジーなど、バッグ、雑貨の販売、通販。

Category&Brand


Recommend


JAS-MB ジャスエムビークリアランスセール開催中!

Contents


店長紹介

こんにちは!店長です。
海に山にアウトドアが大好きです。
商品の事などご質問等ございましたら
お気軽にお問合せ下さい!

Special Thanks


HOME»  リリーヤードマーケットのお隣さんをご紹介。Neighbors(ネイバーズ)»  淡路島のフォトグラファー WORKING CLASS HERO 本田史郎
2014 コラム
 
2000年。ロンドン西部のW11地区に住んでいたわたくしは、ロンドンへの不安と怖さしかなかったことを覚えています。
知人の紹介もありロンドンに住むこととなり、この不安を解消してくれた場所がポートベローマーケットでした。
当時はロンドンのNo.1マーケットとして金曜日からのウィークエンドには多くの観光客や人々でにぎわいを見せていました。
わたくしもその中の一つのショップとして英語もわからないながら「売り手」の立場でこの場所を活用していました。
多くの人と知り合うことができたこの場所。そこで会った友人の一人が彼でした。
現在は、淡路島を拠点にカメラマンという立場でいろいろなことにチャレンジしている本田史郎君(ここからは史郎ちゃんと呼ばせて頂きます。)です。
 
「ヒロとはポートベローマーケットで友達を介して知り合って仲良くなったと思う。
お互い洋服が好きだったし。基本的にというか、個人的に思っているのは、わざわざ海外に来てる人って、一癖も二癖もある人が多いんだけど、なんかちゃんとしてる人だな、と思った記憶があります。それくらい僕の周りはハチャメチャな人ばかりだったのでね。
お 互い学校やバイトで忙しかったから頻繁に会っていたわけではないけど、会うときはパブ行ってそのあとパディントン(ロンドン西部のエリア)の僕の自宅に来 て朝までしゃべってたな~。日本に帰ったらどうするこうするとか、夢や目標の話など、とにかく熱い話したね。すごくいい刺激になりました。」
 
ほめすぎじゃないの・・・。史郎ちゃん。大丈夫。嬉しくなっちゃいます。
 
「ロ ンドンに住んでいた当時の友達はみんな日本に帰ってからも仲良くさせてもらっていて、海外組と日本組、両方ともに今では仕事で繋がったり、ホンマに出会 いって、偶然ではなく必然なのかな、と日々実感してます。いまでもいろいろな話するけど、あそこで馬鹿なことをやっていた話が今では思い出話として盛り上 がって、また仲良くなれる感じがしますよね。」
 
史郎ちゃんは友達も多く人当たりも柔らかくて「フワッ」としているムードがあったので一緒にいてすごくリラックスできたんですよね。
よく「パブにいるけどどう?」って誘ってくれて、行くと友人を紹介してくれて。
人脈も広がったし、英語の勉強にもなって。
すごく楽しかったし、史郎ちゃんには感謝してるんですよ。
史郎ちゃん的にロンドン生活での楽しみって。。。
 
「改めてこれっ!っていうものは見つけにくいけど。
やっぱりたくさんの仲間に出会えた事が一番かな。国籍も違う、年齢も違う人達となにかあればすぐパブでビール飲んでキャッキャ言ってた。
フットボールの中継が流れているテレビ、プール台、あまり衛生的とはいえないトイレ、ローカルの人達の討論、、、なんか独特な雰囲気で楽しかったな。
あとは、時間があれば、いろんな所を散歩したことかな?基本的にお金がなかったから、散歩が一番お金がかからなくて…
散 歩の途中、よくイギリス人に道を尋ねられたり、と多くの人種が暮らす街だからこそ感じる事、経験できる事が多かった。裏道にも詳しくなったし、危険を察知 する能力が格段に上がった。もちろん辛い事もめちゃくちゃあったけど、今となればそれら全てが楽しく貴重な時間だったと思えます。」
 
「ロンドン」=「パブ&パークライフ」といわれるくらい、パブに行ってお酒を飲みながらしゃべったり、公園でゆっくり読書やお散歩を楽しむことがロンドナーだ、とよく言われますが、史郎ちゃんはまさにロンドナーだったんですね。
ロンドンに行った方であれば「わかる~~っ!」って思うのではないでしょうか。
 
当時はカメラの勉強をするため学校に通っていた史郎ちゃん。
私もカメラにはとっても興味があったので、カメラに対して熱っぽく語る彼の話は為になりましたね。
 
「ヒロ、お父さんの使っていた古いニコンのカメラを使ってみたのがきっかけって言っていたよね。
僕は大学生の頃、実家で祖父の使っていた古いカメラをみつけて、カメラ屋さんで見てもらったら使える、と言う事で、その場でフィルムを買って適当に撮り始めたのが最初ですね。
フィルムを持って行って現像が出来上がってくるまで、どんな写真が取れているのかな~。って、ワクワクして待っていたこと思い出しますね。
そ の後、ロンドンに語学の勉強で行った際にそれだけじゃ物足りなくて、好きなカメラを極めてみようと思って、カレッジに通って撮影、現像からプリントまで基 本的な事を学びました。写真って奥深い。同じ場所で同じアングルで撮っても違う人が取ると違うんですよ。すごく個性が出るととろが写真の面白さの一つかも しれない。」
 
確かに他の人の撮った写真って素晴らしいな~って思うこと多いですよね。
「隣の芝生は青く見える」って思うこと多いです。
そこに自問自答しながら自分の作品に反映させてゆくことなんですかね。
そんなことを史郎ちゃんと語っていおるときに聞いた気がしますけど。
あ~いつもお酒が入っているから、、、覚えていないかもしれませんが・・・。
 
でも、今はフリーカメラマンとして自分らしい写真を撮るお仕事をされていること。
尊敬しますよ。
 
「実際に自分で独り立ちしてみて、どうなるか分からないですけどね。
他に興味を持って本気で出来る事がなかったんで(笑)
今でも思いますよ。これでちゃんと、ずっとやっていけるのかなって。でも、好きなことをやっていられる時間が長くて嬉しいんですよ。幸せですよ。写真でご飯食べることは想像はしていましたけど、実際にこのようにやるとは思ってませんもん。
でも、始めてみるといろいろな人が興味を持ってくれて、また仲間が増えて写真だけではないクリエーションの中でのつながりが出てくるんですよね。不思議だけど。」
 
人柄でしょう!史郎ちゃんの。なんだか発展的というか創造力があるというか。
前に進める力を感じたりすることがあるんです。彼に対して。
わたくしはそういった人柄が今の史郎ちゃんに反映してきているのだろうと感じています。
 
今実際に仕事としてどのような写真を撮っているのかを聞いてみます。
 
「広告写真を始め、料理、建築から成人式の写真まで幅広く撮影してます。
機材が揃えば仕事ができるのがカメラマンの利点なんで、声をかけていただければ
基本的にどこにでも撮影に出かけてます。
しかし、デジタルカメラの進歩でだれでも高画質の写真を撮れるようになってきました。これからは、中途半端なプロフェッショナルフォトグラファーは需要が無くなり、淘汰されていくことでしょうね。
そういった状況のなか、一眼レフ動画の需要が急激に増えてきています。
まだまだ歴史の浅い一眼レフ動画だからこそ、伸びしろは大きいと思い、写真技術の向上と合わせて動画撮影にも日々精進しています。」
 
時代の流れは強く感じますね。どの業界でも「時代が変わっていましたよね」という話はよく耳にします。
「だからこそ、流れに合わせる順応性と時代を生き抜く個性やクリエイティビティーが必要になってくる。
昔は動画より一枚の写真に表現力を詰め込むことが大切!と思っていましたが、仕事となると需要にこたえることも必要なんです。
ニーズに応えられるカメラマン。それがビジネスカメラマンです。」
 
ロンドンで話していたことをまた思い出しました。あの頃はまだ今のような関係になるとは夢にも思わなかった時代。夢を語ることが楽しかったです。
 
それから早10年以上。今こういった形でつながっていられること、そしてカメラマンとして仕事をしていること。嬉しいですよね。
 
昨年、原点を見つめ直す意味でも故郷の淡路島に戻った史郎ちゃん。
 
「昨年から拠点を生まれ育った淡路島にしました。
地理的には、神戸まで1時間弱で行けるし、気候が温暖で、肉も魚も野菜も全部美味しいのが魅力です。酒と食事がめっぽう好きな僕にはぴったりかなと。。
少子高齢化は進んでいますが、最近は、東京や島外からの移住者もどんどん増えています。
昨今、自然と共にくらすライフスタイルが流行っているのもあるかと思いますが、インターネットなどテクノロジーの恩恵を受けて都会に暮らさなくても仕事ができるようになったのも一因かな。
今後はもっと、人々のライフスタイルは変化していくと思います。日本の都会は便利で刺激的ですが、飽和状態のように感じます。
そうゆう意味では淡路島はなかなか楽しめる場所ではないかと思って。」
 
楽しめる場所を見つけたことでしょう。そして落ち着ける場所を。
こういった自然あふれる場所で仕事をすることは私も夢です。
やはり心に余裕をもった生活をしたくなる時代なんですかね。
今年の夏は史郎ちゃんに会いに淡路島に行こうかな。。を計画中!!
 
最後にこれからは・・・。
 
「できるだけたくさんの国を訪れて、写真に限らず色々な事で、何か人の為になれるような事を続けていければと思います。
それと、現在、南あわじ市国際交流協会という組織の理事をしてるんですが、今年は姉妹都市であるオハイオ州セライナ市に学生達を引率し、10日間ほどホームステイなどを体験してもらいます。
自分が海外に出て感じ学んだ事や可能性などを、感受性の高い学生達に経験してもらい、どんどん海外に飛び出していって欲しいです。
『世界は意外と遠くない。』
田舎にいながら直接海外と仕事をできるグローバルな人材を育てながら、自分もより海外との繋がりを深めていければと考えてます。
もちろん死ぬまでに、みんなが喜んでくれるような良い写真を1枚でも残せたら本望ではあります。」
 
すごく発展的なお話を聞けた気がします。
実は普段は関西と関東というロケーションの為頻繁に会うことができないのですが、久しぶりに語らせていただき、あの時のことを思い出しました。
 
ロンドンの中心トットナムコートロード駅近くのパブでみんなで飲んで11時半。何人かでレスタースクエアのバーでワインを嗜み、N23(ナイトバスの23番)でパディントンの史郎家で語り明かした日。
「カメラで飯食っていけたら嬉しいけどね。」
その後のブリクストンでの個展にお邪魔した際、彼の写真をみて「すごいな。」と思ったわたくし。
 
今でもこのように同じ話題で語れることに、、喜びを感じます。
カートに入れる カートを見る 買い物を続ける